宮崎照宣(読み)みやざき てるのぶ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「宮崎照宣」の解説

宮崎照宣 みやざき-てるのぶ

1943- 昭和後期-平成時代の応用物理学者。
昭和18年6月15日生まれ。平成3年東北大教授。のち東北大原子分子材料科学高等研究機構(WPI)教授。次世代メモリとして注目されるMRAM(Magnetic Random Access Memory)を可能にするトンネル磁気抵抗効果(TRM)を初めて実現した。15年日本応用磁気学学会賞,17年材料科学技術振興財団山崎貞一賞。20年「トンネル磁気抵抗効果(TRM)の発展と応用に関する研究」で湯浅新治とともに朝日賞。21年アメリカ物理学会のバックレイ固体物理学賞を受賞。埼玉県出身。東北大卒。著作に「スピントロニクス」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android