山部(読み)ヤマベ

デジタル大辞泉 「山部」の意味・読み・例文・類語

やま‐べ【山部】

大化前代、朝廷直轄領の山林を守るのを職とした部民べみん。→海部あまべ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「山部」の意味・読み・例文・類語

やま‐べ【山部】

〘名〙 古代大和政権の直轄の山林を守るのを職能とする部民
古事記(712)中「この御世に、海部・山部(やまべ)・山守部・伊勢部を定め賜ふ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android