精選版 日本国語大辞典 「拷」の意味・読み・例文・類語 ごうガウ【拷】 〘 名詞 〙 罪人の首をさらす所。[初出の実例]「クビヲ gǒni(ガウニ) カクル」(出典:日葡辞書(1603‐04)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「拷」の読み・字形・画数・意味 拷常用漢字 9画 [字音] ゴウ(ガウ)・コウ(カウ)[字訓] うつ[字形] 形声声符は考(こう)。〔玉〕に「打つなり」とあり、罪人を拷(う)ってとりしらべることをいう。糾問するときに打杖・拶指(指をはさんでいためる)など、種々の方法があり、その責め道具を拷具という。[訓義]1. うつ、たたく。2. かすめる。[古辞書の訓]〔立〕拷 ツク・ササク・カムガフ・ウツ・ナナフ[語系]拷・・考・攷khuは同声。扣・叩khoまた敲khe、khekも声義近く、みなたたく意のある語である。[熟語]拷鞫▶・拷供▶・拷較▶・拷殺▶・拷囚▶・拷訊▶・拷打▶・拷治▶・拷認▶・拷問▶・拷掠▶ 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報