斜交(読み)はすかい

精選版 日本国語大辞典 「斜交」の意味・読み・例文・類語

はす‐かい‥かひ【斜交】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「はすがい」とも )
  2. ななめ。はす。〔詞葉新雅(1792)〕
  3. ななめに交わっている様子
    1. [初出の実例]「皆は両腕をはすがひに深く懐につっこんで」(出典:防雪林(1928)〈小林多喜二〉八)

はすっ‐かい‥かひ【斜交】

  1. 〘 名詞 〙 「はすかい(斜交)」の変化した語。
    1. [初出の実例]「すんなりとした膝を斜(ハス)っかひに火鉢に寄せて」(出典日本橋(1914)〈泉鏡花三七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む