校定(読み)コウテイ

デジタル大辞泉 「校定」の意味・読み・例文・類語

こう‐てい〔カウ‐〕【校定】

[名](スル)古典などの、異同や誤りのある本文について、他の伝本資料と比較したり語学的に検討したりして、本来あるべき形を特定すること。「万葉集校定する」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「校定」の意味・読み・例文・類語

こう‐てい カウ‥【校定】

〘名〙 書物文章などの字句意義などを比べ合わせて、正しいものを決めること。〔百丈清規抄(1462)〕〔新唐書‐韋述伝〕

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普及版 字通 「校定」の読み・字形・画数・意味

【校定】こう(かう)てい

対校し正誤を定める。〔後漢書、伏湛伝〕無忌嗣ぎ、亦た家學を傳ふ。~永和元年、無忌と議景とに詔して、中書五經・子百家・定せしむ。

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