格子暗号(読み)コウシアンゴウ

デジタル大辞泉 「格子暗号」の意味・読み・例文・類語

こうし‐あんごう〔カウシアンガウ〕【格子暗号】

公開鍵暗号の一。格子上の点を原点からの複数ベクトルの和で表すとき、意図的に格子をわずかに斜めにずらしてベクトルの和の誤差項を導き、この誤差に暗号文データを対応させて公開鍵とする。秘密鍵から公開鍵計算する際に、この誤差項を混入させることで、秘密鍵を割り出す計算を困難にさせる。また、格子の次元数を大きくすることで、解読難度を高めることが可能となる。量子コンピューターを用いても解読が困難な耐量子暗号候補として注目されている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む