梟悪(読み)キョウアク

デジタル大辞泉 「梟悪」の意味・読み・例文・類語

きょう‐あく〔ケウ‐〕【×梟悪】

性質が非常に悪くて、人の道に背くこと。また、その人。
「世すで澆季ぎょうきにして―のもの最も時を得たり」〈田口日本開化小史

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「梟悪」の意味・読み・例文・類語

きょう‐あくケウ‥【梟悪】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「梟」はフクロウ不孝の鳥であり悪鳥とされるところから ) 人道にそむいた極悪な行ないをすること。また、その人。悪逆
    1. [初出の実例]「於国底、彌施梟悪之政、曾無裁報之心」(出典:宝生院文書‐永延二年(988)一一月八日・尾張国郡司百姓等解)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む