構造分析(読み)こうぞうぶんせき(その他表記)structural analysis

日本大百科全書(ニッポニカ) 「構造分析」の意味・わかりやすい解説

構造分析
こうぞうぶんせき
structural analysis

経済分析の手法の一つ。経済諸要素は、ある与えられた経済構造・制度もとで機能しているが、後者前者の機能をどのように促進・規制しているか、後者が変化変革されることによって前者の機能がどう変わるか、変化・変革の原動力はなにか、などを分析するもの。そのとらえ方は論者によってさまざまであるが、アメリカ制度学派の理論や、マルクス経済学における生産力と生産関係の照応による生産様式変動の理論などはその例である。

[一杉哲也]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...

代謝の用語解説を読む