河岸を変える(読み)カシヲカエル

デジタル大辞泉 「河岸を変える」の意味・読み・例文・類語

河岸かし・える

飲食・遊びや稼ぎなどの場所を変える。「―・えて飲み直す」

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精選版 日本国語大辞典 「河岸を変える」の意味・読み・例文・類語

かし【河岸】 を 変(か)える

  1. 事をなす場所を変える。飲食したり遊んだりする場所を変えるのにいう。
    1. [初出の実例]「ちっと又かしをけへやう」(出典:洒落本・仕懸文庫(1791)二)
  2. 商売がえをする。また、芸妓などが抱え主や勤めの場所を変える。
    1. [初出の実例]「木瓜で食へず軽子に河岸をかへ」(出典:雑俳・柳多留‐一〇四(1828))
  3. 相手を変える。
    1. [初出の実例]「ちっと川岸(カシ)をけへておいらが様な者もくって見なせへ」(出典洒落本・繁千話(1790))

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