焚火(読み)たきび

精選版 日本国語大辞典 「焚火」の意味・読み・例文・類語

たき‐び【焚火】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① 照明のためや体を暖めるためなどに、かまどや炉で薪を燃やすこと。また、その火。
    1. [初出の実例]「さて焼火(たきび)なんどして物語せしは」(出典:貞享版沙石集(1283)一〇)
  3. ② 江戸時代、正月三日の謡初めと一〇月上の亥の日の玄猪とに、江戸城の大手門と桜田門でたくかがり火。
    1. [初出の実例]「ひめぢ迄たき火のうつるお目出たさ」(出典:雑俳・柳多留‐一一(1776))
  4. ③ 庭や路上など戸外で落葉や木片を集めて燃やすこと。また、その火。にわ火。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「焚火してひやさぬ庭や帰り花〈蕪村〉」(出典:俳諧・新五子稿(1793))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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