デジタル大辞泉 「然る」の意味・読み・例文・類語 さる【▽然る】 [連体]《動詞「さ(然)り」の連体形から》1 名称や内容を具体的に示さずに、人・場所・物事などを漠然とさしていう語。ある。「然る人の紹介」「然る子細があって」2 (前の事柄を受けて)そのような。そういう。「―女の今の世にあらじとや」〈宇津保・内侍督〉3 しかるべき。相応の。りっぱな。「別当入道―人にて」〈徒然・二三一〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例