省略法(読み)ショウリャクホウ

デジタル大辞泉 「省略法」の意味・読み・例文・類語

しょうりゃく‐ほう〔シヤウリヤクハフ〕【省略法】

修辞法の一。章句を簡潔にして、言外陰影余韻などを読者に感じ取らせようとする方法。「花は桜木、人は武士」の類。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「省略法」の意味・読み・例文・類語

しょうりゃく‐ほう シャウリャクハフ【省略法】

〘名〙
物事をできるだけはぶいて簡単にする方法。
※今年竹(1919‐27)〈里見弴〉濠沿の家「日常生活上の省略法がだんだんうまくなって行くと」
文章を簡潔にし、言外の陰影、余韻などを読者に感じとらせる修辞法。〔新文章講話(1909)〕

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