硝酸繊維素(読み)ショウサンセンイソ

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精選版 日本国語大辞典 「硝酸繊維素」の意味・読み・例文・類語

しょうさん‐せんいそセウサンセンヰソ【硝酸繊維素】

  1. 〘 名詞 〙 セルロース硝酸エステル。セルロースを混酸硝酸硫酸混合物)で処理して得られる。エステル化程度によって製品の性質もちがい、用途も異なっている。エステル化の程度は窒素含有量で示し、これを硝化度と呼ぶ。硝化度一二・五パーセント以上では綿火薬、一一パーセント程度ではセルロイドラッカーに用いられる。硝化綿硝化繊維素。ニトロセルロース。

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世界大百科事典(旧版)内の硝酸繊維素の言及

【ニトロセルロース】より

…硝酸繊維素,硝化綿ともいい,セルロースの硝酸エステルである。セルロース誘導体では最も早く1833年に合成された。…

※「硝酸繊維素」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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