福山幸夫(読み)フクヤマユキオ

デジタル大辞泉 「福山幸夫」の意味・読み・例文・類語

ふくやま‐ゆきお〔‐ゆきを〕【福山幸夫】

[1928~2014]小児神経学者。宮崎の生まれ。昭和35年(1960)、脳障害筋ジストロフィーを合併した常染色体潜性遺伝疾患福山型先天性筋ジストロフィー」を発見・報告した。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「福山幸夫」の解説

福山幸夫 ふくやま-ゆきお

1928-2014 昭和後期-平成時代の小児神経学者。
昭和3年5月28日生まれ。昭和39年東大助教授,国立小児病院医長をへて,42年東京女子医大教授。平成6年小児神経学研究所所長。昭和35年常染色体劣性遺伝の疾患「福山型筋ジストロフィー」を発見・報告した。平成11年日本人類遺伝学会賞,日本医師会医学賞。20年戸田達史,遠藤玉夫とともに朝日賞を受賞。平成26年7月17日死去。86歳。宮崎県出身。東大大学院修了。著作に「小児のけいれん」,「小児のてんかん」など。

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