結晶形態学(読み)けっしょうけいたいがく

最新 地学事典 「結晶形態学」の解説

けっしょうけいたいがく
結晶形態学

morphological crystallography ,crystal morphology

結晶の形態に関する法則を探究する学問。17世紀,デンマークのN.Stenoが発見した面角安定の法則を出発点とし,結晶の外形の対称性を整理することによって7晶系,32晶族概念が確立し,結晶面の指数づけの方法,有理指数の法則,形態的な軸率・軸角などの結晶計算法が生まれ,ステレオ,ノモン,ウルフなどの結晶投影法,パーカー法などの結晶作図法などが確立した。結晶形態の研究はまず面角,面の方位などの測角から始められる。測角結果から結晶種の同定を行うにはBarker Index, V.Goldschmidtの測角表,Dana’s System of Mineral-ogyなどがある。測角結果は整理のうえ各種投影法によって投影し,対称性から晶系,晶族が決定され,さらに結晶計算によって形態的な軸率,軸角,結晶面の指数が決定される。その結果に立って,作図法によって結晶形態が投影できる。結晶形態と結晶構造の関係,結晶面上の成長層の形態なども研究されている。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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