綱貫(読み)ツナヌキ

デジタル大辞泉 「綱貫」の意味・読み・例文・類語

つな‐ぬき【綱▽貫】

1 「貫つらぬき1」に同じ。
2 牛皮などで作り、底に鉄の鋲びょうを打ち、縁に貫緒ぬきおを通して結ぶようにした雪沓ゆきぐつ。《季 冬》

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精選版 日本国語大辞典 「綱貫」の意味・読み・例文・類語

つな‐ぬき【綱貫】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① =つらぬき(貫)①
    1. [初出の実例]「愚痴暗蔽のつなぬきはき、極大邪見の鎧に、誹謗三宝の裾金物をぞうちたりける」(出典:曾我物語(南北朝頃)六)
  3. ② 牛の皮で作り、底に鉄の釘を打ったくつ。つなぬきぐつ。《 季語・冬 》 〔俳諧・大坂独吟集(1675)〕
    1. 綱貫<b>②</b>〈農具便利論〉
      綱貫②〈農具便利論〉

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世界大百科事典(旧版)内の綱貫の言及

【貫】より

…材料には熊,牛,猪,カモシカ,アザラシの毛皮などが使われた。平安時代の末ころから武将などが馬に乗るときにはいたもので,室町時代には綱貫(つなぬき)と呼ばれるようになった。動物の頰(つら)皮を用いたのでツラヌキ,沓の前部の頰にひもをとおしたのでツラヌキと当初は呼んだものと思われる。…

※「綱貫」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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