耐肥性(読み)たいひせい

日本大百科全書(ニッポニカ) 「耐肥性」の意味・わかりやすい解説

耐肥性
たいひせい

作物に多量の肥料を与えると茎葉が茂りすぎたり、倒伏したり、病気にかかりやすい体質になったりする。このような障害に対する抵抗性を耐肥性という。集約的栽培をし、収量を増加させようとすると肥料を多く施す必要があり、その肥料を有効に利用し、そのうえ障害を出さない作物が必要となってくる。とくに日本農業では稲作をはじめ多くの作物が多肥密植栽培されるので、耐肥性の強い品種が用いられている。また発展途上国の農業でも、しだいに耐肥性品種の必要性が認められてきている。

[星川清親]

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