聖書主義(読み)せいしょしゅぎ(その他表記)Biblicism

翻訳|Biblicism

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「聖書主義」の意味・わかりやすい解説

聖書主義
せいしょしゅぎ
Biblicism

広義では教会の教義や伝統あるいはキリスト教的理想主義を主張する思想傾向に対して聖書的権威のみを主張する神学に用いられるが,狭義ではコクツェーユス,クルージウス,ベンゲル,エティンガー,ベック,キューベル,ホフマン,M.ケーラーらによって知られる 18~19世紀にドイツに出現した神学的立場をさし,聖書を神の意志の完結した体系すなわち救済史と理解し世界史をその直接的展開と考え,合理主義,自由主義,歴史主義に反対し,「聖書のみ」の立場で敬虔主義の信仰を堅持している。

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