自己主義(読み)ジコシュギ

精選版 日本国語大辞典 「自己主義」の意味・読み・例文・類語

じこ‐しゅぎ【自己主義】

  1. 〘 名詞 〙
  2. エゴイズム
    1. [初出の実例]「若し山口にして〈略〉力を国家に尽さないなら、山口は自己主義の人であるとまでに言ひ切った」(出典:薄命のすゞ子(1888‐89)〈嵯峨之屋御室〉三)
  3. 教養を身につけ自己をつねに完成していこうとする態度スタンダールはこの語によって、作家の肉体的、精神的な個性分析記述に徹する芸術的態度を表明した。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む