自然木(読み)シゼンボク

精選版 日本国語大辞典 「自然木」の意味・読み・例文・類語

じねん‐ぼく【自然木】

  1. 〘 名詞 〙 野生している樹木。また、自然のままで加工していない木材。しぜんぼく。じねんもく。
    1. [初出の実例]「上から洩ってくる雫が自然木(ジネンボク)の柄を伝はって、私の手を濡し始めた」(出典硝子戸の中(1915)〈夏目漱石二五)

しぜん‐ぼく【自然木】

  1. 〘 名詞 〙 栽培した樹木でなく、自然のまま野山に育った樹木。また、自然のままで加工してない木材。じねんぼく。
    1. [初出の実例]「伊香保から買って来た自然木(シゼンボク)やくざな筆である」(出典:或る朝(1908)〈志賀直哉〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む