…ただし,尊称的美称であって職名ではないから,どの遊女が花魁と別称されるかはっきりせず,座敷持ち以上または部屋持ち以上という約束はあっても,それ以下の下級妓をさした場合もあり,その混乱は時代とともに拡大した。花魁が最高格として処遇されたなごりは花魁道中にある。花魁道中の原形は太夫の揚屋入りにあるが,これを観光ショーとして独立させたもので,そのために豪華さを増した。…
…大勢の客の中には張見世(はりみせ)を見て回るだけの見物客もあり,これを〈ひやかし〉〈ぞめき〉〈素見(すけん)〉といった。そうした見物客にとっては,花魁(おいらん)道中も目を楽しませるものであった。遊女の衣装は,絹つむぎ,木綿の紺屋染までと規定されていたが少しも守られず,金銀糸の高価な衣類を着用した。…
※「花魁道中」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
〘 名詞 〙 ( 牽牛と織女の別れを悲しむ涙雨の意 ) 陰暦七月七日に降る雨。せいるいう。《 季語・秋 》[初出の実例]「歳時雑記曰、〈略〉七日雨、則曰二洒涙雨一」(出典:俳諧・滑稽雑談(1713)七...