藤納戸(読み)ふじなんど

色名がわかる辞典 「藤納戸」の解説

ふじなんど【藤納戸】

色名一つ。藤御納戸ともいう。JISの色彩規格では「つよい青紫」としている。一般に、藤色がかった納戸色のことで、みがかった平安時代から江戸時代にかけて人気のあった藤色と江戸時代に普及した納戸色を組み合わせた色。江戸後期以降の色名と考えられている。現代でも衣料品やインテリア用品などに用いられる。

出典 講談社色名がわかる辞典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む