観測強化地域(読み)かんそくきょうかちいき

最新 地学事典 「観測強化地域」の解説

かんそくきょうかちいき
観測強化地域

area of intensive observation

過去大地震,活断層の分布,最近の地殻変動や地震活動,社会的重要性などを考慮して,地震予知連絡会要注意の場所として指定した地域。特定観測地域より緊迫性・重要性のランクが高い。1970年2月に南関東地域が,1974年2月に東海地域がこれに指定された。その後のGEONETやHi-net等の全国的な観測網の整備地震学進歩を踏まえ,固定した地域にとらわれずに全国を対象として検討するという考え方に基づき,地震予知連絡会は2008年にこれらを廃止した。

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関連語 正幸

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「観測強化地域」の意味・わかりやすい解説

観測強化地域
かんそくきょうかちいき

大地震発生の可能性が高いと考えられ,他の地域より重点的に観測を行なう地域。異常が発見された場合はさらに観測や調査を集中する。地震予知連絡会が 1970年に決定した。過去に大地震が発生したが近年は大地震のない地域,活断層などがある活構造地域,地殻変動の活発な地域などが選定基準。東海地域と南関東地域の 2地域が指定された。2008年,全国的な地震観測網の整備推進などによる地震予知技術や制度発展に伴い,地域を限定せず全国を対象とした観測を行なうため,特定観測地域とともに廃止された。

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