身分社会(読み)みぶんしゃかい(その他表記)Ständegesellschaft

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「身分社会」の意味・わかりやすい解説

身分社会
みぶんしゃかい
Ständegesellschaft

固定化された地位としての身分を集団構成の原理とし,全体として支配秩序によって編成されている社会。身分社会は,江戸時代の日本 (士農工商) ,中世西欧 (国王貴族の第一身分,聖職者の第二身分,市民の第三身分) ,インドのカースト制,古代ギリシア・ローマ (貴族,平民の自由民と奴隷) など多くの地でみられた。それは,生れつき決定されている身分の世襲 (職業の世襲) ,相異なる身分間での通婚の禁止,身分ごとに特有の生活様式 (衣服,教育など) を特徴とする固定的で閉鎖的な社会であり,業績主義を中心とする変動的で開放的な近代社会とは対照的である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む