配座異性体(読み)ハイザイセイタイ

化学辞典 第2版 「配座異性体」の解説

配座異性体
ハイザイセイタイ
conformational isomer

ある一定の立体配置をもつ分子でも,一つの結合軸に関する内部回転または反転により,ポテンシャルエネルギーの小さな複数の原子配列をとりえると考えられる.このような分子内の原子や基の相対的な空間配列を立体配座といい,立体配座の違いによる異性体を総称して配座異性体という.したがって,回転異性体と反転異性体とが含まれるが,それらの存在確率は,通常,個々の熱力学的安定性に依存する.明確に同定されるのは,回転あるいは反転が障害を受けた光学異性体の場合のみである.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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