難波煮(読み)ナンバニ

デジタル大辞泉 「難波煮」の意味・読み・例文・類語

なんば‐に【難波煮】

魚や野菜などを、ぶつ切りのネギとともに醤油などで煮たもの。大阪難波がもとネギの産地であったところからの名。

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精選版 日本国語大辞典 「難波煮」の意味・読み・例文・類語

なんば‐に【難波煮】

  1. 〘 名詞 〙 魚や野菜などを、ぶつ切りにしたネギといっしょに煮たもの。南蛮煮
    1. [初出の実例]「鯛の難波煮(ナンバニ)、鯉のさしみ」(出典浮世草子日本新永代蔵(1713)六)

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和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「難波煮」の解説

なんばに【難波煮】

魚・野菜などを、ぶつ切りのねぎとともに煮た料理。◇大阪・難波地方がねぎの名産地であったことから。

出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報

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