青酸(読み)セイサン

精選版 日本国語大辞典 「青酸」の意味・読み・例文・類語

せい‐さん【青酸】

  1. 〘 名詞 〙 水素シアン化物。化学式 HCN 猛毒。シアン化水素。
    1. [初出の実例]「青酸に和して、白澱を生じ、大気に曝し、或は酸化塩酸消酸を加ふれば、赤硫酸銕と為る」(出典:舎密開宗(1837‐47)一二)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「青酸」の意味・わかりやすい解説

青酸
せいさん

「シアン化水素酸」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内の青酸の言及

【シアン化水素】より

…青酸,青化水素などとも俗称される。化学式HCN。…

【青酸中毒】より

シアン化水素(青酸HCN),シアン化カリウム(青酸カリKCN),シアン化ナトリウム(青酸ソーダNaCN)などのシアン化合物による中毒をいう。シアン化合物は服用,接触,吸入によって,胃や気道,皮膚から体内に吸収され,血液中のヘモグロビンと結合してシアンヘモグロビンとなって,酸素とヘモグロビンの結合を阻害する。…

※「青酸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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