須知徳平(読み)すち とくへい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「須知徳平」の解説

須知徳平 すち-とくへい

1921-2009 昭和後期-平成時代の小説家,児童文学作家。
大正10年7月28日生まれ。北海道,岩手県で中学,高校の教師をつとめ,のち盛岡大教授。その間の昭和37年「ミルナ座敷」で講談社児童文学新人賞を,38年岩手の農・漁民のくらしをえがいた「春来る鬼」で吉川英治賞をうけた。平成21年3月17日死去。87歳。岩手県出身。国学院大卒。本名は茂。筆名ほかに佐川茂。著作はほかに「日本の恐ろしい話」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android