鼻頭(読み)びとう

精選版 日本国語大辞典 「鼻頭」の意味・読み・例文・類語

び‐とう【鼻頭】

  1. 〘 名詞 〙 鼻のさき。また、そのあたり。鼻さき。はながしら。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「久しく之を鼻頭(ビトウ)に接して其馥郁に慣果(なれはて)なば」(出典小説神髄(1885‐86)〈坪内逍遙〉下)
    2. [その他の文献]〔南史‐曹景宗伝〕

はな‐がしら【鼻頭】

  1. 〘 名詞 〙 鼻の先端部。鼻のあたま。びとう。
    1. [初出の実例]「今は肉落ち骨秀で、鼻頭(ハナカシラ)全く乾きて、此世の犬とも思はれず」(出典:こがね丸(1891)〈巖谷小波〉二回)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む