鼻頭(読み)びとう

精選版 日本国語大辞典 「鼻頭」の意味・読み・例文・類語

び‐とう【鼻頭】

〘名〙 鼻のさき。また、そのあたり。鼻さき。はながしら。〔日葡辞書(1603‐04)〕
小説神髄(1885‐86)〈坪内逍遙〉下「久しく之を鼻頭(ビトウ)に接して其馥郁に慣果(なれはて)なば」 〔南史‐曹景宗伝〕

はな‐がしら【鼻頭】

〘名〙 鼻の先端部。鼻のあたま。びとう。
こがね丸(1891)〈巖谷小波〉二回「今は肉落ち骨秀で、鼻頭(ハナカシラ)全く乾きて、此世の犬とも思はれず」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「鼻頭」の読み・字形・画数・意味

【鼻頭】びとう

鼻端

字通「鼻」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android