らん‐し【乱思】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 和歌・連歌で、句ごとの修辞はよくても、全体として筋道がたたず、意味もとおらないこと。無心所着の類。「乱思の病(やまい)」として和歌…
らん‐ぞう(‥ザウ)【乱声】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =らんじょう(乱声)[初出の実例]「打毬楽(だぎうらく)・落蹲(らくそむ)など遊びて、勝ち負けのらんさうども、ののしるも」(出典:青表…
らん‐だ【乱堕】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 乱れ落ちること。ばらばらに落ちること。[初出の実例]「流星の時に地上に乱堕するを以て疑ふに足らざるなり」(出典:最後の勝利者は誰ぞ…
らん‐ぽう【乱峰】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =らんざん(乱山)[初出の実例]「乱峰凹凸斜陽欠、遠水縦横秋野寛」(出典:六如庵詩鈔‐二編(1797)二・嵯峨別業四時雑興三十首)[その他…
霍乱 かくらん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 急に倒れる日射病、あるいは真夏に激しく吐き下しする病気の古称である。現代でいう急性胃腸炎、コレラ、疫痢(えきり)などの総称に該当するものと思…
乱序 らんじょ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- (1) 雅楽の音楽理論用語。左方の舞楽曲の特定の曲 (『陵王』,『還城楽』,『安摩』,『二の舞』など) の登場または退場の作法およびその舞とその伴…
らっぱ【乱波】
- 改訂新版 世界大百科事典
じょう‐らん(ジャウ‥)【諍乱】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「しょうらん」とも ) 争い乱れること。[初出の実例]「今にはじめぬたったんの難題すは諍乱(シャウラン)の基(もとい)ぞと、しんきんや…
すい‐らん【酔乱】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 酒に酔ってあばれること。[初出の実例]「依レ令。僧尼飲レ酒酔乱。及与レ人闘打者。各還俗」(出典:律(718)名例)
昏乱 hūnluàn
- 中日辞典 第3版
- [形]1 頭がくらくらして意識不明である.2 <書>政治が暗黒で社会が混乱している.
乱乎・乱糊 luànhu
- 中日辞典 第3版
- [形]<方>混乱している.ごたごたしている;めちゃくちゃである.▶特に強い貶義はない.
乱命 luànmìng
- 中日辞典 第3版
- [名]<書>臨終の際の命令;(広く)でたらめな命令.
乱象 luànxiàng
- 中日辞典 第3版
- [名]混乱した局面.無秩序な状態.
乱子 luànzi
- 中日辞典 第3版
- [名]騒ぎ.悶着;事故.闹nào~/騒ぎを起こす.出~/事故が起こる.
丧乱 sāngluàn
- 中日辞典 第3版
- [名]<書>死者が出るほどの災難.
倡乱 chàngluàn
- 中日辞典 第3版
- [動]騒乱を起こす.
kakúráń2, かくらん, 霍乱
- 現代日葡辞典
- 【Med.】 A insolação.Oni no ~|鬼の霍乱∥A doença dum homem que vendia saúde (Lit.: o diabo (caído) doe…
纷乱 fēnluàn
- 中日辞典 第3版
- [形]乱れている.もつれている.混乱している.一阵zhèn~的脚步声jiǎobùshēng/…
【衰乱】すいらん
- 普及版 字通
- 乱世。漢・班昭〔東征の賦〕匡郭(匡城)に入りてきをひ、夫子(ふうし)の厄せるを念ふ。彼の亂の無なる、乃ち人を困畏せしむ。字通「衰」の項目を見…
【霍乱】かく(くわく)らん
- 普及版 字通
- コレラなどの下痢症状。〔漢書、厳助伝〕夏時、歐泄(おうせつ)霍亂の、相ひ隨ひ屬す。字通「霍」の項目を見る。
【癨乱】かくらん
- 普及版 字通
- 霍乱。吐瀉・悪寒を伴う暑気あたり。字通「癨」の項目を見る。
【溷乱】こんらん
- 普及版 字通
- 乱れる。字通「溷」の項目を見る。
【構乱】こうらん
- 普及版 字通
- 乱を起こす。字通「構」の項目を見る。
【邪乱】じやらん
- 普及版 字通
- 乱れる。字通「邪」の項目を見る。
【瞎乱】かつらん
- 普及版 字通
- でまかせ。字通「瞎」の項目を見る。
【急乱】きゆうらん
- 普及版 字通
- あわてる。字通「急」の項目を見る。
【危乱】きらん
- 普及版 字通
- 危険で乱れる。〔晏子、問上三〕以て之れを安んずる無くんば則ちく、以て之れを和する無くんば則ち亂る。未だ亂の理をれずして、安和の國を伐たんと…
【凶乱】きようらん
- 普及版 字通
- 世の乱れ。字通「凶」の項目を見る。
【罹乱】りらん
- 普及版 字通
- 喪乱にあう。字通「罹」の項目を見る。
【流乱】りゆうらん
- 普及版 字通
- 乱れる。字通「流」の項目を見る。
【乱君】らんくん
- 普及版 字通
- 暴君。字通「乱」の項目を見る。
【乱根】らんこん
- 普及版 字通
- 乱れの根源。字通「乱」の項目を見る。
【乱常】らんじよう
- 普及版 字通
- 常道に反する。字通「乱」の項目を見る。
【乱点】らんてん
- 普及版 字通
- あちらこちらに乱れ散る。唐・韓〔客の鄂州に知となるを送る〕詩 江口の千家、楚雲を帶び 江亂點し、たり字通「乱」の項目を見る。
【乱兵】らんべい
- 普及版 字通
- 賊兵。字通「乱」の項目を見る。
【乱峰】らんぼう
- 普及版 字通
- 乱れ立つ峰。宗・軾〔碧落洞〕詩 槎(さが)として亂峰合し 晃(くわうたう)として壁たふ 遙かに知る、紫の 古來、仙釋(あは)せたり字通「乱」の項…
乱国 らんごく
- 日中辞典 第3版
- 混乱不安的国家hùnluàn bù'ān de guójiā;国家混乱不安guójiā hùnluàn b…
【悖乱】はいらん
- 普及版 字通
- もとり乱れる。〔子、性悪〕今、人、師法無くんば、則ち險にして正しからず。禮義無くんば、則ち悖亂にして治まらず。字通「悖」の項目を見る。
【剝乱】はくらん
- 普及版 字通
- うばい乱す。字通「剝」の項目を見る。
【犯乱】はんらん
- 普及版 字通
- おかし乱す。字通「犯」の項目を見る。
【崩乱】ほうらん
- 普及版 字通
- くずれ乱れる。南朝宋・謝霊運〔魏の太子の中集詩に擬す、八首、王粲〕詩 幽・(周末の王)、昔亂し 桓・靈(後漢末の王)、今板す(国が乱れさわ…
【冒乱】ぼう(ばう)らん
- 普及版 字通
- おかし乱す。〔後漢書、郎伝〕竊かに見るに正以來、陰闇日。易の傳に曰く、久陰雨ふらざるは亂氣なり。、比(卦)に之(ゆ)くなり。なるは、君臣上下…
【勃乱】ぼつらん
- 普及版 字通
- はげしく乱れる。字通「勃」の項目を見る。
い‐らん〔ヰ‐〕【違乱】
- デジタル大辞泉
- 1 秩序を乱すこと。また、物事が乱れること。「今度の御即位に―なくめでたき様を」〈平家・四〉2 他人の考え・行為に反対すること。「家財残らず娘…
らん‐かい【乱階】
- デジタル大辞泉
- 1 乱の起こるきざし。「古えより偉人の出ずるは天下の―」〈魯庵・社会百面相〉2 順序を越えて位階を進めること。越階おっかい。
らん‐しょう【乱鐘】
- デジタル大辞泉
- 続けざまに打つ鐘の音。
らん‐づみ【乱積み】
- デジタル大辞泉
- 形や大きさのふぞろいな石を不規則に積んだ石積み。
らん‐おうだん〔‐ワウダン〕【乱横断】
- デジタル大辞泉
- 歩行者が、横断歩道や交差点のない区域の車道を横断すること。
【婬乱】いんらん
- 普及版 字通
- みだら。字通「婬」の項目を見る。
【寇乱】こうらん
- 普及版 字通
- 外寇と内乱。〔左伝、文七年〕兵、に作(おこ)るを亂と爲し、外に於てするを寇と爲す。字通「寇」の項目を見る。