すい‐かく【水客】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 船頭。漁夫。水夫。〔王昌齢‐江上聞笛詩〕② 水路を行く旅客。船客。〔李白‐送崔氏昆季之金陵詩〕③ 菱(ひし)の花の異称。〔三柳軒雑識〕
じゅっ‐かく(ジュク‥)【熟客】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 いつも来る客。なじみの客。[初出の実例]「熟客(ジュクカク)(〈注〉ナジミノキャク)来りつるに何ゆゑむかへざるや」(出典:読本・忠臣…
しん‐きゃく【新客】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① あらたに来た客。新来の客人。また、初めてきた客。[初出の実例]「新客は極めて普通に無意識に、婦人(をんな)が癖として其鬢を掻上げる…
いろ‐きゃく【色客】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 遊女、芸者の情人である客。間夫(まぶ)。[初出の実例]「何を云うても靫負之介(ゆきへのすけ)さまと云ふ色客(イロキャク)があるゆゑ」(出…
か‐かく【佳客】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 よい客。すてきな客。嘉賓。[初出の実例]「佳客 カカク 朋友部 賓客分」(出典:色葉字類抄(1177‐81))「請ふ拙技を奏し以て嘉客(カカク)…
が‐かく【雅客】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 風流で文雅を解する人。風流な人。雅人。みやびお。[初出の実例]「毫も雅客の体を備えざるを」(出典:花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎…
かく‐す【客司】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 禅寺で、賓客を接待する寮舎。知客(しか)寮。または、その接待役の知客。〔禅林象器箋(1741)〕
清客 (セイカク)
- 動植物名よみかた辞典 普及版
- 植物。バラ科の落葉小高木,園芸植物,薬用植物。ウメの別称
あっ‐かく(アク‥)【悪客】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 下等な客。不愉快な客。② 酒を飲まない客。特に酒を飲む上戸が下戸をそしっていうことば。また、逆に下戸が上戸をそしっていう場合もあ…
ばん‐かく【万客】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 多くの客。千客。ばんきゃく。[初出の実例]「朱脣万客嘗(しゅしんバンカクになめ)させ」(出典:浮世草子・好色一代女(1686)五)
ふう‐かく【風客】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 詩人。文人。[初出の実例]「伶人風客候、各皆着二靴深履等一」(出典:小右記‐寛和元年(985)正月一〇日)
ばん‐きゃく【万客】
- デジタル大辞泉
- 多くの客。千客。ばんかく。
つう‐かく【通客】
- デジタル大辞泉
- 「通人」に同じ。
もん‐かく【門客】
- デジタル大辞泉
- 1 食客。いそうろう。「―等を相率ひきゐて、御迎への為に参向すべきの由」〈吾妻鏡・一〉2 譜代の家臣でない家来。「汝等は一旦従ひつきたる―にあ…
客主 (きゃくしゅ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 朝鮮の伝統的な商業機関の一つで,李朝とくにその後期に発達した。客主とは客商主人の略で,大別すると歩行客主と物商客主とに分かれる。前者は比較…
ひしょ‐きゃく【避暑客】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 避暑に出かける人。ひしょかく。《 季語・夏 》[初出の実例]「避暑客の無造作な話声が聞えるばかりで」(出典:地獄の花(1902)〈永井荷…
まろうど‐い(まらうどゐ)【客居・賓居】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 客を通す所。客間。客殿。いでい。まらひとい。[初出の実例]「西東の対のほどに、まらうとゐなどをかし」(出典:枕草子(10C終)三一…
や‐かく【野客】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 山野に住む人。また、仕官しない人。在野の人。[初出の実例]「野客初披レ薛、朝隠蹔投レ簪」(出典:懐風藻(751)遊吉野川〈藤原宇合〉)[…
好客 hàokè
- 中日辞典 第3版
- [形]客好きである;ホスピタリティーのある.中国人非常~/中国人はたいへんお客好きだ.
茶客 chákè
- 中日辞典 第3版
- [名]1 “茶馆”(中国式喫茶店)の茶飲み客.2 産地に出張して茶を買い付ける人.
游客 yóukè
- 中日辞典 第3版
- [名]遊覧客.観光客.~止步zhǐbù/参観者立入禁止.外国~/外国人観光客.
远客 yuǎnkè
- 中日辞典 第3版
- [名]遠来の客.
【輅客】ろきやく
- 普及版 字通
- 使者。字通「輅」の項目を見る。
【浪客】ろうきやく
- 普及版 字通
- 浪人。字通「浪」の項目を見る。
【夜客】やきやく
- 普及版 字通
- 泥棒。字通「夜」の項目を見る。
番客 fānkè
- 中日辞典 第3版
- [名]<旧>異民族(の人).外国人.
访客 fǎngkè
- 中日辞典 第3版
- [名]1 訪問客.接待~/客をもてなす.2 ウェブサイトの訪問者.ウェブサイトを閲覧する人.
掮客 qiánkè
- 中日辞典 第3版
- [名]ブローカー.仲買.仲買人.
让客 ràng kè
- 中日辞典 第3版
- 客を案内する.客にすすめる.
客车 kèchē
- 中日辞典 第3版
- [名]1 (鉄道で貨車に対する)客車.2 普通列車.▶“普通旅客列车”の略.“慢车mànchē…
客队 kèduì
- 中日辞典 第3版
- [名]<体育・スポーツ>(⇔主队zhǔduì)遠征チーム.ビジター;招待参加チーム.
客观 kèguān
- 中日辞典 第3版
- (⇔主观zhǔguān)1 [名]<哲学>客観.~存在/客観的存在.~事物/客観的事物.実在する事物…
客气 kèqi
- 中日辞典 第3版
- 1 [動]1 遠慮する.謙遜する.请吃一点吧,不要~/ご遠慮なさらないでどうぞ召し上がってください.…
客梯 kètī
- 中日辞典 第3版
- [名]乗用エレベーター.
快客 kuàikè
- 中日辞典 第3版
- [名]中距離急行列車.
剑客 jiànkè
- 中日辞典 第3版
- [名]剣客(けんかく).剣の使い手.
【浮客】ふきやく
- 普及版 字通
- 漂泊の人。字通「浮」の項目を見る。
【館客】かん(くわん)かく
- 普及版 字通
- 客を待遇する。また門客、食客。〔北斉書、儒林、権会伝〕僕射(ぼくや)崔暹(さいせん)引いて客と爲し、甚だ重す。~會、此れに因りて聞す。字通「館…
【巌客】がんきやく
- 普及版 字通
- 山中の隠士。字通「巌」の項目を見る。
【寄客】きかく
- 普及版 字通
- 食客。字通「寄」の項目を見る。
【客寄】きやくき
- 普及版 字通
- 旅。字通「客」の項目を見る。
【客使】きやくし
- 普及版 字通
- 外使。字通「客」の項目を見る。
【客処】きやくしよ
- 普及版 字通
- 旅住居。字通「客」の項目を見る。
【客塵】きやくじん(ぢん)
- 普及版 字通
- 旅の苦労。また、仏教で煩悩をいう。宋・成大〔如夢堂の壁に題す〕詩 片雲、歸を載せず 兩(りやうべん)(すべ)て客塵に供す字通「客」の項目を見る。
【客聘】きやくへい
- 普及版 字通
- 礼物。字通「客」の項目を見る。
【客民】きやくみん
- 普及版 字通
- 寄留民。字通「客」の項目を見る。
【客廬】きやくろ
- 普及版 字通
- 客舎。〔後漢書、独行、伝〕黨人の禁錮にひ、に鹿車を推し、妻子を載せ、拾(くんしふ)して自ら(と)る。或いは客廬に寓息し、或いは樹に依宿す。此(か…
【僑客】きよう(けう)かく
- 普及版 字通
- 他郷にかりずまいする人。〔三国志、蜀、法正伝〕(正)に任用せられず。其の州邑の、に僑客たるの、無行を謗(そし)ると爲り、志得ず。~常に竊(ひそ…
【月客】げつかく
- 普及版 字通
- 経水。字通「月」の項目を見る。
客神社まろうどじんじや
- 日本歴史地名大系
- 山口県:岩国市関戸村客神社[現]岩国市大字関戸祭神は天忍穂耳尊・天穂日命・天津彦根命など五男神三女神。旧村社。「玖珂郡志」には「神体青石、…