ば‐ぎょう(‥ギャウ)【ば行】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 五十音図の「は行」に対する濁音の行。すなわち、「ば・び・ぶ・べ・ぼ」の行。
たい‐こう(‥カウ)【大行】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 大きな仕事。大事業。また、立派な行ない。〔色葉字類抄(1177‐81)〕 〔荀子‐子道〕② 「たいこうてんのう(大行天皇)」の略。[初出の…
ぞう‐ぎょう(ザフギャウ)【雑行】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「ぞう」「ぎょう」はそれぞれ「雑」「行」の呉音 ) 仏語。阿彌陀仏以外の仏菩薩の名を称えるなど、正行(しょうぎょう)以外の諸善。ま…
こう‐けい(カウ‥)【行径】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① こみち。小径。〔曹植‐送応氏詩〕② 物事が通っていく道筋。また、人の性格と挙動。[初出の実例]「其二者の性情行径を同ふしたるものとせ…
こう‐ご(カウ‥)【行伍】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 中国古代の軍制で、兵卒五人を「伍」、二五人を「行」と称したところから ) 軍隊。隊列。隊伍。また、兵卒。〔布令必用新撰字引(1869…
こう‐こく(カウ‥)【行国】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 北アジアの遊牧民の集団。中国、漢代の史書に見られる語。〔史記‐大宛伝〕
こう‐しょう(カウシャウ)【行省】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 「こうちゅうしょしょう(行中書省)」の略。
こう‐ひつ(カウ‥)【行筆】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 筆で文字を書くこと。
こう‐む(カウ‥)【行務】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 事務を行なうこと。また、その事務。[初出の実例]「部員の行務を監督し院長に報告すること」(出典:会計検査院事務章程(明治三二年)(…
こう‐ろう(カウラウ)【行潦】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 路や庭先にたまった雨水。また、小さな流れ。[初出の実例]「覚三前之所レ観便面書画、悉丘垤行潦頓減二神彩一矣」(出典:随筆・山中人饒…
こ‐こう(‥カウ)【鼓行】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 軍隊が太鼓などを打ち鳴らして行進すること。[初出の実例]「鼓行して北に下り、厳に剽掠を禁じ居民を安撫し」(出典:佳人之奇遇(1885‐97…
じゅん‐こう(‥カウ)【準行・准行】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 他の物事を標準にして行なうこと。前例に従って行なうこと。[初出の実例]「引二見旧年中行事一、如二是氏申一也、即仰下可二准行一之由上…
ずだ‐ぎょう(ヅダギャウ)【頭陀行】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =ずだ(頭陀)①[初出の実例]「恵心の僧都の頭陀行せられけるおりに」(出典:大鏡(12C前)二)
しゃ‐こう(‥カウ)【斜行】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ななめに進むこと。〔音訓新聞字引(1876)〕
さく‐ゆき【作行】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 陶磁器を鑑賞するときに、作者の個性・くせ、作品の気品などを含めて、その器物のできばえをいう語。作意気。
とう‐こう(タウカウ)【倒行】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 さかさまになって進むこと。また、道理にさからって事をなすこと。順序によらないで、逆に事を行なうこと。→倒行逆施。[初出の実例]「倒…
えい‐こう(‥カウ)【曳行】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 引っ張ってすすむこと。[初出の実例]「Amble 〈略〉曳行」(出典:五国対照兵語字書(1881)〈西周〉)
行器 ほかい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 外居とも書き(『江家次第(ごうけしだい)』)、食物を入れて運んだり、旅行のときの必需品を収める器である。形は多く円筒形であるが、角形につくっ…
ゆき‐わかれ【行別】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 行き別れること。別離。
ゆく‐せ【行瀬】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 流れ行く川の瀬。[初出の実例]「吉野川逝瀬(ゆくせ)の早みしましくも淀むことなくありこせぬかも」(出典:万葉集(8C後)二・一一九)
ふく‐こう(‥カウ)【服行】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ⇒ふっこう(服行)
はり‐ゆき【梁行】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 建物の梁の長さ。梁間(はりま)。② 日本建築で、建物の梁に平行な方向。〔匠明(1608‐10)〕
りん‐こう(‥カウ)【臨行】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 身分の高い人が行って、その場に臨むこと。[初出の実例]「凡斎内親王臨行。預定二監送使一。参議一人」(出典:延喜式(927)五)
みょう‐ぎょう(メウギャウ)【妙行】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仏語。すぐれた行ない。正しい行ない。[初出の実例]「自レ非二酌レ海之信、磨レ鎚之士一、誰能信二一覚之妙行一、修二三磨之難思一」(出…
行省 こうしょう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 中国、元(げん)代の地方統治機関である行中書省(こうちゅうしょしょう)の略称、通称。元代では中央の最高統治機関である中書省が腹裏(ふくり)とよば…
易行 いぎょう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 修行の容易な行、もしくは往生(おうじょう)のし易(やす)い行法をいう。難行に対する語。龍樹(りゅうじゅ)の『十住毘婆沙論(じゅうじゅうびばしゃろん…
じゅん‐こう〔‐カウ〕【準行/准行】
- デジタル大辞泉
- [名](スル)法規や前例などにしたがって行うこと。「本文の条々広く士庶人に通じ―するも可なるべし」〈公議所日誌〉
だ‐ぎょう〔‐ギヤウ〕【だ行/ダ行】
- デジタル大辞泉
- 五十音図で、「た行」に対する濁音の行。だ・ぢ・づ・で・ど。
歌行 (かこう) gē xíng
- 改訂新版 世界大百科事典
- 漢詩(中国の古典詩)の体(ジャンル)の一つ。〈--歌〉とか〈--行〉という題が多いので,この名がある。詩の分類にこの一類を立てる選集は宋初…
行観
- 朝日日本歴史人物事典
- 没年:延久5.3.28(1073.5.7) 生年:長和2(1013) 平安中期の天台宗の僧。小一条院敦明の子。園城寺長吏行尊の叔父。錦織庄(滋賀県大津市)の尊勝院に住…
行巡
- 朝日日本歴史人物事典
- 生年:生没年不詳 平安前期の真言宗の僧で,摂津勝尾寺(大阪府)の第7世座主。貞観年間(859~876),清和天皇が病気のとき,招請のための使者の眼前で空中…
行尊
- 朝日日本歴史人物事典
- 没年:保延1.2.5(1135.3.21) 生年:天喜3(1055) 平安時代の僧侶,歌人。三条天皇の曾孫。参議源基平の子。12歳で出家して 園城寺に入り,大峰山での修…
まん‐ぎょう(‥ギャウ)【万行】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 仏教徒、また修験者の修めるさまざまの行(ぎょう)。[初出の実例]「而今以二万行一厳二其法身一」(出典:勝鬘経義疏(611)序)② いっさい…
行东 hángdōng
- 中日辞典 第3版
- [名](封建時代の)商店・手工業の営業主,親方.
行贩 hángfàn
- 中日辞典 第3版
- [名](~儿)小商人.▶“小贩xiǎofàn”とも.
行家 hángjia
- 中日辞典 第3版
- 1 [名]専門家.玄人.他是古董gǔdǒng~/彼は骨董の専門家だ.2 [形]<方>よく通じている.通である.▶肯定…
行间 hángjiān
- 中日辞典 第3版
- [名]1 <書>隊列の間.2 行間;行や列の間隔.字里~/字句の間に(ある意味をにおわせること).言外に.
画行 huà//xíng
- 中日辞典 第3版
- [動]<旧>(“行”という字を書いて)書類を決裁する.▶“行”は「よろしい」の意味.
颁行 bānxíng
- 中日辞典 第3版
- [動]公布施行する.~新的法令/新しい法令を公布施行する.
并行 bìngxíng
- 中日辞典 第3版
- [動]1 横に1列になって前へ進む;肩を並べて前進する.携手xiéshǒu~/手を携えて前進する.2 同時に行う;並行する.
执行 zhíxíng
- 中日辞典 第3版
- 1 [動]1 (法律などを)執行する;(命令や政策・計画などを)実施する,遂行する.~法令fǎlìng/法令を執行する.~…
送行 sòng//xíng
- 中日辞典 第3版
- [動]1 見送る;見送り.到车站~/駅まで見送りに行く.到机场jīchǎng给他送…
污行 wūxíng
- 中日辞典 第3版
- [名]<書>けがらわしい行為.汚職行為.
行劫 xíngjié
- 中日辞典 第3版
- [動]強盗をする.強奪する.かっ払いをする.拦路lánlù~/追いはぎをする.
行骗 xíng//piàn
- 中日辞典 第3版
- [動]詐欺を働く.他因为~而被逮捕dàibǔ/彼は詐欺を働いたために逮捕された.
行时 xíngshí
- 中日辞典 第3版
- [動](人や物が)人気がある,はやる.这种东西已经不~了/こういうものはもうはやらない.
行食 xíngshí
- 中日辞典 第3版
- [動](散歩などで)食後の腹ごなしをする.
行在 xíngzài
- 中日辞典 第3版
- [名]<書>行在(あんざい)(所).
亚行 Yàháng
- 中日辞典 第3版
- [名]<経済>アジア開発銀行.ADB.▶“亚洲开发银行”の略.
义行 yìxíng
- 中日辞典 第3版
- [名]義挙.正義に基づく行動.