さん【撒】[漢字項目]
- デジタル大辞泉
- [人名用漢字] [音]サン(慣) サツ(漢) [訓]まくばらまき振りかける。まく。「撒水さんすい・さっすい・撒布さんぷ・さっぷ」[補説]「散…
撒 sā [漢字表級]1 [総画数]15
- 中日辞典 第3版
- [動]1 (拘束を解くように)放す;(投げるように)放す.ばらまく.一~线,风筝fēngzheng就上去…
さつ【撒】[漢字項目]
- デジタル大辞泉
- ⇒さん
撒 sǎ [漢字表級]1 [総画数]15
- 中日辞典 第3版
- 1 [動]1 (多くは粒状のものを)まき散らす,まく.~种zhǒng/種まきをする.案板ànbǎn上~了…
さっ‐・す【撒】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 サ行変 〙 放つ。なげうつ。〔和玉篇(15C後)〕[初出の実例]「懸崖に手を撒して、絶後に再び蘇へる底の気魄がなければ駄目だ」(出典:…
撒村 sā//cūn
- 中日辞典 第3版
- [動]<方>下劣な言葉を使う.下品なことを言う.~骂街màjiē/罵詈雑言(ばりぞうごん)を吐く.
撒旦 sādàn
- 中日辞典 第3版
- [名]<宗教>サタン.悪魔.
撒腿 sā//tuǐ
- 中日辞典 第3版
- [動]<方>大股に(走り出す);ぱっと駆け出す.他见我在~就跑/彼は私がいるのを見るとぱっと走り出した.
喷撒 pēnsǎ
- 中日辞典 第3版
- [動](粉末・顆粒状の物体を)吹きかける.~药粉yàofěn/粉薬を吹きかける.
【撒扇】さんせん
- 普及版 字通
- 扇子。〔賢編、四、間抄下〕疊。一名撒、聞く、~始め永樂中に、鮮國撒をむるに因り、~工に命じ式の如くに之れを爲(つく)らしむ。~南方の女人、惟…
【撒野】さんや
- 普及版 字通
- 乱闘。字通「撒」の項目を見る。
さんこう【撒香】
- 改訂新版 世界大百科事典
まき‐すな【撒砂】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「まきずな」とも ) 庭園の美観を高め、道路のぬかるみをかためるなどのために敷かれる砂。[初出の実例]「鼓滝盆山蒔砂(つづみのたきに…
撒疯・撒风 sā//fēng
- 中日辞典 第3版
- [動]常軌を逸したことをする;暴れる.你撒什么疯呀?/どうしてそんなばかなまねをするんだね.
撒嘴 sā zuǐ
- 中日辞典 第3版
- (かみついた)口を放す.咬住yǎozhù就不~/かみついたが最後,放さない.
【剌撒】らつさん
- 普及版 字通
- ちらす。字通「剌」の項目を見る。
抛撒 pāosǎ
- 中日辞典 第3版
- [動](固体を)投げる.まき散らす.饭粒fànlì~满地/飯粒が地面いっぱいにまき散らされている.
ミサ(〈ラテン〉missa)
- デジタル大辞泉
- 1 ローマ‐カトリック教会で、イエス=キリストの十字架上の犠牲を継承・再現する重要な祭儀。キリストの体と血であるパンとぶどう酒を、司祭の手を…
撒潮
- 防府市歴史用語集
- 撒砂が終わると、すぐ浜引をおこないますが、その後で地場に海水をまきます。これは、浜の毛細管現象が起こりやすくするためのもので、より砂に塩…
撒把 sā//bǎ
- 中日辞典 第3版
- [動]1 握っているものを手放す.拿住,不要~/しっかり握って,手を放すな.2 自転車のハンドルを放す.你别…
撒泼 sā//pō
- 中日辞典 第3版
- [動]泣きわめいて暴れる;無理を通そうとしてだだをこねる.▶女性や子供についていうことが多い.她又是骂mà又…
撒野 sā//yě
- 中日辞典 第3版
- [動]野蛮な〔粗暴な〕振る舞いをする.~取闹nào/乱暴に振る舞って言いがかりをつける.
遗撒 yísǎ
- 中日辞典 第3版
- [動]こぼれ落ちて散乱する.~垃圾lājī/ごみを散乱させる.
【戸撒】こさつ
- 普及版 字通
- 苗族の土司。字通「戸」の項目を見る。
【撒金】さんきん
- 普及版 字通
- 金粉をちらした漆塗り。梨子地。字通「撒」の項目を見る。
みず‐まき(みづ‥)【水撒】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 砂ぼこりなどがたたないように、地上に水をまくこと。また、それを仕事としている人やその道具。《 季語・夏 》[初出の実例]「水撒(ミヅ…
【撒歓】さんかん
- 普及版 字通
- ふざけ。字通「撒」の項目を見る。
撒砂
- 防府市歴史用語集
- しおとりが終わると、先に沼井[ぬい]の外側に三日月型に積んでおいた砂を、地場にまきます。
うちわ‐まき(うちは‥)【団扇撒】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 奈良の唐招提寺で、毎年五月一九日(中興開山覚盛和尚の命日)に行なう会式(えしき)。開山、鑑真和尚が行(ぎょう)を修めているとき、弟子…
さん‐ぺい【撒兵】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「さっぺい」の慣用よみ )① 江戸幕府が文久年間(一八六一‐六四)に創設した洋式の歩兵。フランス人に教練させて、江戸城の諸門に配置…
决撒 juésā
- 中日辞典 第3版
- [動]<近>決裂する.
撒气 sā//qì
- 中日辞典 第3版
- [動]1 (ボールやタイヤなどの)空気が漏れる,抜ける.这车后带~,不能骑了/この自転車は後ろ…
【撒暫】さんざん
- 普及版 字通
- 見計らい。字通「撒」の項目を見る。
【撒豆】さんとう
- 普及版 字通
- ばら豆。字通「撒」の項目を見る。
【撒和】さんわ
- 普及版 字通
- 群飲する。字通「撒」の項目を見る。
撒 人名用漢字 15画
- 普及版 字通
- [字音] サン・サツ[字訓] まく[字形] 形声声符は散(さん)。散は筋肉をうちほぐす意。ものをまき散らすことを撒という。韓の詩〔月〕に、「星は沙を撒…
さっ‐ぺい【撒兵】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「さつ」は「撒」の漢音 ) =さんぺい(撒兵)〔日誌字解(1869)〕
海撒 hǎisǎ
- 中日辞典 第3版
- [動]海に散骨する.
弥撒 mísa
- 中日辞典 第3版
- [名]<宗教>ミサ.
撒尿 sā//niào
- 中日辞典 第3版
- [動]<口>小便をする.放尿する.我去撒泡pāo尿/私は小便をしに行ってくる.
撒帖 sā//tiě
- 中日辞典 第3版
- [動]<旧>招待状をばらまく.▶婚礼や葬儀の際,権勢ある人が祝儀や香典を集める手段とした.
撒网 sā//wǎng
- 中日辞典 第3版
- [動]1 投網を打つ.~捕鱼bǔyú/網を打って魚をとる.2 網を張りめぐらす.我们刚撒开&#x…
撒施 sǎshī
- 中日辞典 第3版
- [動]<農業>(肥料をまんべんなく)まく.
【撒塩】さんえん
- 普及版 字通
- 雪。〔世説新語、言語〕謝太傅(安)の日に集し、兒女と義を論す。俄(には)かにして驟(すみ)やかなり。欣然として曰く、白として何の似たるぞと。兄…
【撒袋】さんたい
- 普及版 字通
- えびら。字通「撒」の項目を見る。
【撒帳】さんちよう(ちやう)
- 普及版 字通
- 婚礼の夜、銭や花果をまく。〔東京夢華録、五、娶婦〕男女各先後を爭うて對拜しり、床に就く。女は左に向ひ、男は右に向ひて坐す。女、金錢綵を以て…
【撒殿】さんでん
- 普及版 字通
- 殿中御座前の階段などに珠玉を撒く。〔夢渓筆談、雑誌一〕煕中、珠輦國の人入貢す。本國の俗に依り、撒殿せんことを乞ふ。~人、金盤を以て珠を貯へ…
うち‐まき【打撒】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 供物供進の一方法。米をまき散らすこと。特に、陰陽師が祓(はらい)、禊(みそぎ)、病気、出産、湯殿始めなどの時、悪神を払うために米を…
うちまき【打撒】
- 改訂新版 世界大百科事典
打撒 うちまき
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 祓の際や,神仏に参ったときなどに水に浸した米をまき散らすこと,またその米のこと。散米 (うちまき) とも書き,「さんまい」ともいう。祓に際して…