アジア・アフリカ言語文化研究所(読み)あじああふりかげんごぶんかけんきゅうしょ

日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

アジア・アフリカ言語文化研究所
あじああふりかげんごぶんかけんきゅうしょ

日本学術会議勧告に基づいて1964年(昭和39)に設立された国立の研究機関。アジアアフリカ言語文化に関する総合研究、ならびにこれらの地域の言語に関する辞典編製および教育訓練を目的とする。制度上、東京外国語大学付置の研究所であるが、同時に、全国の大学、その他の研究機関の専門研究者の利用に供する共同利用研究所である。人文・社会科学系の国立大学付置共同利用研究所として日本最初のもので、2008年現在、5つのプロジェクト研究部、情報資源利用センター、フィールドサイエンス研究企画センターを中心に編成されている。所在地は東京都府中市朝日町3-11-1。

北村 甫]

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世界大百科事典(旧版)内のアジア・アフリカ言語文化研究所の言及

【東京外国語大学】より

…学部には欧米,日本,ロシア・東欧など七つの地域別過程があり,言語と地域文化研究の両分野の教育が行われている。アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研),留学生日本語教育センターがある。2000年以降,東京都府中市に移転予定。…

※「アジア・アフリカ言語文化研究所」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」