サウス・ベンド(読み)さうすべんど(英語表記)South Bend

日本大百科全書(ニッポニカ) 「サウス・ベンド」の意味・わかりやすい解説

サウス・ベンド
さうすべんど
South Bend

アメリカ合衆国、インディアナ州北部の都市。人口10万7789(2000)。自動車部品、非電気系機械、農業機械ゴムプラスチックなどの工業がある。先住民の住んでいた土地フランスの布教所が開かれたのち、1820年ころアメリカ毛皮会社の交易地として町が発達した。一時は荷馬車の生産地として名をはせた。同市に所在するノートルダム大学(1842創立)、セント・メリー女子大学(1844創立)の2校は、ローマ・カトリック系大学として重要である。

[作野和世]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「サウス・ベンド」の意味・わかりやすい解説

サウス・ベンド

米国,インディアナ州北部の工業都市シカゴ東方約120kmにあり,ミシガン湖南岸工業地帯に属する。自動車,農業機械,航空機食品加工などの工業が盛ん。古くからインディアン集落があり,1820年白人が植民。カトリック系の総合大学ノートル・ダム大学(1842年創立)を中心とする学術都市でもある。10万1168人(2010)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android