ネスレ[会社](読み)ネスレ

百科事典マイペディア 「ネスレ[会社]」の意味・わかりやすい解説

ネスレ[会社]【ネスレ】

世界最大の総合食品メーカー。1866年スイスの乳幼児用シリアル・メーカーとして創業。1938年インスタントコーヒーで急成長を収め,のちチョコレート・加工食品等に進出。著名な外国ブランドを買収し,トップの地歩を固める。主力ブランド〈ネスカフェ〉は日本でも広く認知され,長くインスタントコーヒーの世界トップに君臨。またミネラルウォーターの〈Perrier(ペリエ)〉も世界トップ。他にもスープの〈Maggi(マギー)〉やチョコレートの〈kit kat(キットカット)〉などよく知られたブランド名が並ぶ。本社はスイスのブベー。世界80ヵ国に500以上の工場を有する。2011年12月期売上高836億フラン。うち欧米の売上高は50%。日本法人・ネスレ日本は,1960年にネスレ社の神戸支店と淡路煉乳を合併し設立。本社神戸。ネスレジャパングループの2003年資本金200億円。
→関連項目インスタントコーヒー多国籍企業

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