下野しぼり(読み)しもつけしぼり

事典 日本の地域ブランド・名産品 「下野しぼり」の解説

下野しぼり[紙工芸・和紙]
しもつけしぼり

関東地方栃木県地域ブランド
小山市で製作されている。奈良時代弓削道鏡によって下野国に伝えられたとされる。柿渋をほどこした和紙型紙を使ってつくる。手仕事によって生まれるしぼり目は、布のような手触りで、色褪せず丈夫。現在では、人形だけでなく美術工芸の素材としても使われている。栃木県伝統工芸品。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「下野しぼり」の解説

下野(しもつけ)しぼり

栃木県小山市に伝わる和紙の加工技術。和紙にしぼり加工を施し、丈夫でやわらかい布のような風合に仕上げる。奈良時代に弓削道鏡(ゆげのどうきょう)により技術が伝えられたとされる。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android