不動岡(読み)ふどうおか

日本大百科全書(ニッポニカ) 「不動岡」の意味・わかりやすい解説

不動岡
ふどうおか

埼玉県北東部、加須市(かぞし)の一地区。旧不動岡町。旧利根(とね)川の自然堤防上・低地に位置し、不動明王を安置する総願寺(そうがんじ)の門前町として発達した。国道125号が通じる。

[中山正民]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「不動岡」の意味・わかりやすい解説

不動岡
ふどうおか

埼玉県北東部,加須市中部の地区。1889年不動岡村として村制施行。1928年町制。1954年加須町と三俣村礼羽村大桑村水深村,樋遣川村志多見村の 6村と合体して加須市となった。旧利根川の水路を流れる会の川 (あいかわ) 沿いの河畔砂丘上にあり,関東三大不動の一つといわれる不動ヶ岡不動尊がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の不動岡の言及

【加須[市]】より

…埼玉県北東部の市。1954年加須,不動岡の2町と三俣,礼羽(らいは),大桑,水深,樋遣川(ひやりかわ),志多見の6村が合体,市制。人口6万6821(1995)。…

※「不動岡」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」