総願寺(読み)そうがんじ

日本歴史地名大系 「総願寺」の解説

総願寺
そうがんじ

[現在地名]加須市不動岡

不動岡ふどうおか集落のほぼ中央に位置する。玉島山と号し、真言宗智山派。本尊は不動明王で、不動岡不動尊とよばれる。当寺は不動堂の別当寺として創建された。縁起によると、不動岡の南を流れるあいの川が度々氾濫を繰返して不作のとき、川岸に流れ着いた不動像を安置して堂宇を建立したのが不動堂の草創という。長暦年間(一〇三七―四〇)とも承暦年中(一〇七七―八一)ともいわれる。一時は隆盛を極めたがしだいに衰えて、永禄(一五五八―七〇)頃の合戦によって堂宇のほとんどは荒廃してしまった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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