井上唯一(読み)いのうえ ただいち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「井上唯一」の解説

井上唯一 いのうえ-ただいち

1842-1864 幕末尊攘(そんじょう)運動家。
天保(てんぽう)13年3月29日生まれ。周防(すおう)(山口県)徳山藩士。文久2年京都で尊攘運動にくわわる。3年七卿(しちきょう)を護衛して山口にいき奇兵隊入隊禁門の変ののち藩の恭順派にとらえられ,元治(げんじ)元年10月24日処刑された。23歳。名は和彦,和暢(かずのぶ)。通称は別に彦太郎

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android