井沢強斎(読み)いざわ きょうさい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「井沢強斎」の解説

井沢強斎 いざわ-きょうさい

1705-1755 江戸時代中期の儒者
宝永2年生まれ。京都の三宅尚斎(しょうさい)に闇斎(あんさい)学(朱子学)をまなぶ。中国の漢から明(みん)の時代にいたる諸説の総合整理をめざし,仕官せずに膨大な原稿をしるすが未完におわった。宝暦5年4月12日死去。51歳。播磨(はりま)(兵庫県)出身。名は剛中。字(あざな)は子悦。別号に灌園。著作に「明倫堂記」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android