デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「伊奈長三(2代)」の解説 伊奈長三(2代) いな-ちょうざ 1781-1858 江戸時代後期の陶工。天明元年生まれ。初代伊奈長三の長男。常滑(とこなめ)焼ではじめて轆轤(ろくろ)を使用したひとりとされ,茶器,酒器をつくる。天保(てんぽう)年間に板山土をつかい白泥焼を創始。のち火色焼(藻掛け),火襷(ひだすき)焼を考案した。安政5年6月5日死去。78歳。尾張(おわり)(愛知県)出身。名は長三郎。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例