十万億土(読み)ジュウマンオクド

デジタル大辞泉 「十万億土」の意味・読み・例文・類語

じゅうまんおく‐ど〔ジフマンオク‐〕【十万億土】

仏語。この世から極楽へ行くまでの間にあるという無数の仏土
転じて、極楽浄土

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「十万億土」の意味・読み・例文・類語

じゅうまんおく‐ど ジフマンオク‥【十万億土】

海道記(1223頃)極楽西方に非ず「障子を隔て、あなたは十万億土と思へども」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

四字熟語を知る辞典 「十万億土」の解説

十万億土

この世から西方の極楽浄土に行くまでにある無数の仏土。また、極楽浄土のこと。

[使用例] いまはもう、いっそ、母のほうで、そのチベットとやらの十万億土へ行ってしまいたい気持ちである[太宰治花火|1942]

出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android