南英謙宗(読み)なんえい けんしゅう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「南英謙宗」の解説

南英謙宗 なんえい-けんしゅう

1387-1460 室町時代の僧。
嘉慶(かきょう)元=元中4年生まれ。曹洞宗(そうとうしゅう)。京都相国寺の大岳周崇(だいがく-しゅうすう)について出家する。のち梅山聞本(もんぽん),石屋真梁(しんりょう)に師事し,越後(えちご)(新潟県)耕雲寺の傑堂能勝にまなんでその法をつぐ。文安3年越後種月(しゅげつ)寺をひらいた。長禄(ちょうろく)4年5月19日死去。74歳。薩摩(さつま)(一説に京都)出身。別号に三謙道人。著作に「五位秘訣」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例