反射光式露出計(読み)ハンシャコウシキロシュツケイ

デジタル大辞泉 「反射光式露出計」の意味・読み・例文・類語

はんしゃこうしき‐ろしゅつけい〔ハンシヤクワウシキ‐〕【反射光式露出計】

写真撮影に用いる露出計うち被写体からの反射光を測定するタイプのもの。標準反射率基準とするため、反射率が標準反射率と大きく異なる被写体に対しては、露出補正をしなければならない。→入射光式露出計

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百科事典マイペディア 「反射光式露出計」の意味・わかりやすい解説

反射光式露出計【はんしゃこうしきろしゅつけい】

被写体からの反射光を測定する露出計。被写体すべてを約18%の灰色と仮定して,露出値を示す。このため,それより黒いもの(明度の低いもの),白いもの(明度の高いもの)を測ると,それぞれ露出オーバー,アンダーとなる。一眼レフカメラなどの内蔵露出計はこのタイプ。
→関連項目TTL方式

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カメラマン写真用語辞典 「反射光式露出計」の解説

反射光式露出計

 被写体からの反射光を測定する露出計。標準反射率(=18%)の被写体で標準露出が得られるように設定されているため、反射率が 標準反射率 から極端に異なる被写体の場合は 露出補正 が必要となる。一眼レフなどに内蔵されているTTL方式の露出計はすべてこれ。 → 入射光式露出計 参照

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