一眼レフカメラ(読み)いちがんレフカメラ(英語表記)single-lens reflex camera

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

一眼レフカメラ
いちがんレフカメラ
single-lens reflex camera

カメラ内部に設けた跳ね上げ式反射鏡を利用して,撮影レンズファインダー機構に兼用させたカメラ。撮影レンズと写真フィルムとの間に,レンズの光軸に対して 45°の角度を保持するように反射鏡を仕組み,ピントグラスに投影像の焦点が合うようにしてファインダー機構が成り立っている。撮影時にシャッターボタンを押すと反射鏡が跳ね上がり,映像はレンズを通してフィルムに写されるが,撮影が終わると反射鏡は元の位置に戻るようになっている。日本のメーカーの製品ではデジタル一眼レフカメラや 35ミリ一眼レフカメラが代表機種で,高級機から普及型まで各種の製品がある。

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百科事典マイペディアの解説

一眼レフカメラ【いちがんレフカメラ】

撮影レンズがファインダー・レンズを兼ねるレフレックス(反射)カメラ。single-lens reflex camera。レンズとフィルムの間に45°傾斜した鏡をおいてファインダーのピントグラス上に結像させピントを合わせ,撮影時は鏡を自動的にはね上げてフィルムに感光させる。はね上げる必要のない半透明鏡を使用する方式もある。ほぼ実際に映る画像がファインダーで見られ,視差がなく,各種レンズの使用が容易。ペンタプリズム,撮影後自動的に戻るクイック・リターン・ミラー,シャッター作動中だけ絞られる自動絞り等の発達により,小型カメラの主流となった。→カメラ
→関連項目TTL方式二眼レフカメラ反射光式露出計

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世界大百科事典内の一眼レフカメラの言及

【カメラ】より

…そして50年,東ドイツのツァイス・イコン社が発表したコンタックスSは,35ミリフォーカルプレーンシャッター機であるが,一眼レフ型式で,しかもカメラを腰の高さに保持して見る従来のウェストレベルファインダーに代わり,ペンタプリズム(面のなす角が90度の屋根型反射面をもち,入射光線と反射光線とが90度をなす五角形のプリズム)を用いて目の高さで使用できるアイレベルファインダーを採用したことによって機動性に富んだものとなった。これ以後35ミリ一眼レフカメラはすべてペンタプリズムを備え,そのレンズ交換機構とともに現代のカメラを代表する汎用(はんよう)機種に成長する。 このほか,1948年にはアメリカのE.H.ランドの発明による1分間写真,いわゆるインスタントカメラが発売になっている(インスタントフォトグラフィー)。…

※「一眼レフカメラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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