和田正武(読み)わだ まさたけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「和田正武」の解説

和田正武 わだ-まさたけ

?-? 南北朝時代の武将
楠木(くすのき)氏の一族延文5=正平(しょうへい)15年(1360)南朝方として河内(かわち)(大阪府)の赤坂城で幕府軍の攻撃楠木正儀(まさのり)とともにふせぐ。のち北朝方の箕浦俊定を攻め,さらに摂津兵庫の赤松光範(みつのり)とたたかったが,正儀の投降を知り大和(奈良県)吉野に退却した。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android