坂本浩雪(読み)さかもと こうせつ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「坂本浩雪」の解説

坂本浩雪 さかもと-こうせつ

1800-1853 江戸時代後期の医師,本草家。
寛政12年生まれ。紀伊(きい)和歌山藩医の父坂本純庵に医術と本草学を,曾占春(そう-せんしゅん)に本草学をまなび,摂津高槻(たかつき)藩(大阪府)につかえる。多数の写生画をのこし,菌類を分類・図説した「菌譜」や,父との共著「百花図纂」などで知られる。嘉永(かえい)6年8月26日死去。54歳。名は直大。字(あざな)は桜宇。通称浩然。別号に永斎,香邨,純沢。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android