大呂(読み)タイリョ

デジタル大辞泉 「大呂」の意味・読み・例文・類語

たい‐りょ【大呂】

中国音楽十二律の一。基音黄鐘こうしょうより一律高い音。日本の十二律の断金たんぎんにあたる。たいろ。
陰暦12月の異称

たい‐ろ【大呂】

たいりょ(大呂)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「大呂」の意味・読み・例文・類語

たい‐りょ【大呂】

〘名〙
中国音楽で、十二律の第二律。黄鐘(こうしょう)より一律高い音。日本の十二律の断金(たんぎん)に相当する。たいろ。〔周礼春官・大司楽〕
② (①が一二月に配さるところから) 陰暦一二月の異称。
※壒嚢抄(1445‐46)六「十二月異名は何々〈略〉十二月 大呂」 〔国語‐周語下〕

たい‐ろ【大呂】

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android