大命(読み)タイメイ

デジタル大辞泉 「大命」の意味・読み・例文・類語

たい‐めい【大命】

君主天皇命令

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「大命」の意味・読み・例文・類語

たい‐めい【大命】

〘名〙
① 君主、または、上帝の命令。また特に、旧憲法下で、天皇の命令。勅命。〔文明本節用集(室町中)〕
※明治大正見聞史(1926)〈生方敏郎〉大正十年歳晩記「内閣組織の大命が昨夜忝くも降下したが」 〔春秋左伝‐荘公四年〕
② 命令の意を、ふざけて大げさにいう語。
良人自白(1904‐06)〈木下尚江〉前「縦令(たとひ)看守の大命でも」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「大命」の読み・字形・画数・意味

【大命】たいめい

天命

字通「大」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報